マイホームを購入するときに「建売住宅にするか?注文住宅にするか?」で悩む方は多いと思います。
実際に「建売住宅にして後悔した!!!」という話も聞くので、どちらが正解なのか?と私自身も悩んだ一人です。
しかし、建売住宅にするメリットもあるのも事実。
知り合いのプロの大工さんにも建売住宅にするメリットを聞きましたしね。
そこで、今日は…
- 建売住宅にするメリット・デメリット
- 建売住宅で後悔するポイント
- 建売住宅を購入する場合に選ぶべきポイント
について、個人ブロガーなりに体験談も交えながら、徹底的に調査した内容をまとめてみたのでご覧ください!
建売住宅にするメリット
まずは、建売住宅にするメリットは、安く!早く購入できること!
これに限ります。
- 注文住宅より安く購入できる場合が多い
- 実物を見られるので、住んだ後のイメージがしやすい
- 購入してすぐに住むことができる
- 万人受けする仕様・間取りになっている
簡単に言うと、このあたりがメリットです!
建売住宅は何軒も同じ設計のものを建てることが多く、資材や設備を規格化することでコストダウンしています。
また、設計段階から安い資材や設備を取り入れているということから、注文住宅より安く購入できる場合が多いです。
このように、建売住宅の1番のメリットは、購入費用を安くできる!ことですが、逆にいうと「費用ばかりに目がいくと失敗する…」ということになりかねないのも事実です…(このあたりは後に詳しく書いていきます)
そのほか、注文住宅だと間取りや内装など、1から全て決めていく必要があるため、かなりの労力が必要です…(わが家も何度白目をむいたことか…!!泣)
また、完成してみないと、どんなお家ができあがるのか、正直わからないという不安もあります。
その点、建売住宅は完成したお家を見てから購入を決められるので安心ですし、1から決める労力もなく、すぐに購入して住み始められるメリットがあります。
建売住宅は、ある意味ラク!!
さらに!!
知り合いのプロの大工さんに言われたこと。
なんだかんだで建売住宅の間取りは一般的に使いやすいレイアウトになっている。
ということ。
「なるほどな〜」という感じでした。
注文住宅にすると、憧れや理想ばかりが先走って、いざ使ってみると使いにくい。ということがあるというのも事実だったりするのです…泣
建売住宅を購入するのにおすすめの人
このようなメリットから、建売住宅を購入するのにおすすめの人は…
- 間取りや内装に特にこだわりがない方
- 1からいろいろ考えるのがめんどくさい方
- 予算があまりないけど、マイホームは欲しい方
となります!!
人それぞれ性格や重要視するポイントが違います。
このように、マイホームは欲しいけど、いろいろ調べたり考えたりするのがめんどくさい!!また、予算があまりないけど、自分たちのおうちがほしい!!という方は、建売住宅を選ぶのが良いのかもしれません。
だからといって「建売住宅にする!!」とあまり深く考えずに決めてしまうのはやめた方がいいでしょう。
建売住宅で後悔するポイント
このように、お金がない!打ち合わせがめんどくさい!早く住み始めたい!!といった方には、建売住宅を購入するメリットがあるのかもしれませんが、ただ深く考えずに決めてしまうのは危険です!!
めんどくさいと言っても、必要最低限の下調べは必要!!
そこで、口コミで見かけた建売住宅で後悔するポイントをあげてみました!
- 住んでみると間取りや設備が使いづらい
- 設備・内装・外装が安ものばかりで、すぐに傷んでくる
- 施工の質が悪く、不具合が出てきた
- 立地条件・日当たりが悪い
などがあります。
建売住宅は購入費用の安さに飛びつき、あまり深く考えずに決めてしまいがちです…
しかし、建売住宅が一般的に住みやすい間取りになっているとはいえ、家族構成や生活スタイルも人それぞれ。
見学に行ったときには「自分たちがこの家に住んだ場合はどうか?」「どこにどんな家具を置く?」「コンセントの位置は使いやすい?」など、住んだあとのイメージをしっかりと行ってから購入を決めた方が良いです。
安いといっても、住宅購入は高い買い物!!「住んでみたら、思ってたのと違った!」ってことにならないようにしたいものです。
また、立地条件もとっても大切です。隣人やスーパーや駅・学校からの距離・静かな環境なのか・可能であれば隣人の様子なども調査できると良いでしょう。
これは賃貸アパート等を借りるときも、気にするべきポイントですよね。
ましてや、マイホームなら、なおさら!!!賃貸なら引っ越す選択肢がありますが、マイホームは、一生そこに住むことになるのですから…
そして意外に見落とされがちなのが、地盤の強さです。「過去は沼地を埋め立てた場所で地盤沈下が起こった!」なんてこともありうるのです。
じつは、過去に住んでいたアパートはそんな家でした。(家の中でビー玉が転がる…)
また、日当たりも午前と午後で確認できると良いですね。
洗濯物を干す位置の日当たりは重要!午前中数時間しか日が当たらないとか問題です!!リビングの明るさも重要!!
そして、建売住宅はあらゆる面でコストカットされているため「住んでみると数年で傷んできて補修にお金がかかる!」ってこともありうるのです。
補修にお金がかかるなら、はじめから性能が良い家に住んだ方が安く住むかも?
このように、建売住宅を購入するにしても、しっかりと調査・吟味してから購入することが重要です!
建売住宅を購入する場合の会社選びのポイント
このように、建売住宅を購入したときにありがちな後悔ポイントについてお話ししましたが、建売だから悪いという訳でもありません。
建売住宅を販売している会社にも良い会社はあります!!
先ほど建売住宅で後悔するポイントの一つとして「家の性能が悪く、長期的に見るとメンテナンスにお金がかかる可能性がある」というお話をしました。
このように家の性能をチェックするのに、わかりやすいのが長期優良住宅の認定が取れるお家かどうかです。
長期優良住宅とは
従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅(=長期優良住宅)を普及させるため、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されました。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000006.html?_fsi=Q58IW1dr
つまり、長く住み続けられる良いお家を普及させる!という目的のもと、スタートした国の制度。
- 耐震性
- 省エネルギー性
- 劣化対策
- 維持管理・更新の容易性
- 住戸面積
- 居住環境
- 維持保全計画 などの性能項目に適合した住宅のこと
詳しくは、こちらのサイトを参考にしてみてください!
長期優良住宅の認定が取れなくても、ここにあげられている性能項目を参考に「この建売の耐震等級は?断熱性能は?」などと、質問してみるのも良いかもしれませんね。
そうやって、お家の性能をチェックした上で購入を検討するのは大切なこと!
注文住宅だから高いという訳でもない
また、注文住宅は高いと思われがちですが、選ぶ会社によってはそうでもないことがあります。
わたしたちが、選んだ会社は、注文住宅でも坪単価50万で十分良い家が建ちます。
内装・設備にこだわらなければ安く建てることも可能なのです。
また、大手住宅メーカーは宣伝費にお金をかけている分、割高になったりします。
大手だから良いという訳でもない。
- 宣伝費にお金をかけていない
- 適度に安くて、質の良い住宅を扱っている
- アフターフォローがしっかりしている
会社を選ぶと、注文住宅でも安くて良い家が建つのです!!
注文住宅でも、手間がかからない方法
また「注文住宅は間取りや内装を考えたりで大変!!!」と思っている方は、建売住宅を参考にして考えていくと良いです。
とにかく建売住宅の見学に行って、気にいった間取りや内装を担当者に伝えるのです!!
「どんなイメージのお家が良いのか?」が伝えられたら、あとはプロに任せていろいろ提案してもらえば良い!!
安くお家を作りたいのであれば、予算を伝えてその範囲内でできそうなことを提案してもらえば良いのです。
なんでもプロに相談するのが一番!!
それでも、高いものを買わせようと提案してくる担当者は相性が良くないと思って、違う会社に変更するで良いでしょう。
とにかく、親身になって自分たちの希望に合ったお家を考えてくれる担当者や会社に出会えたらラッキー!!
企画(規格)住宅も取り扱っている会社もある
また、注文住宅を取り扱っている会社でも、企画(規格)住宅も取り扱っている場合があります。
一部の決められた範囲内で選択が可能な住宅
決められた設備や内装の中から選ぶことで、建売よりは自由度があるけど、注文住宅よりは打ち合わせに時間を要さない『企画(規格)住宅』というものがあります。
決められた範囲内から選ぶことで、コストを抑えられるメリットもあります。
注文住宅を取り扱っている会社が販売している企画住宅はおしゃれなことも多い!
もちろん、建売住宅もたまに売っていたりしますね。
まとめ
このようにマイホーム建築には選択肢がたくさんあります。
安いから建売で!打ち合わせが面倒だから建売で!
と深く考えずに決めてしまう人は後悔しやすい…
マイホーム建築にはいろいろな選択肢があるということを知っておいてほしいです。
それが、後悔しないためのポイント!
- 建売じゃなくても、注文住宅でも安く建てる方法はある
- 打ち合わせが面倒なら企画住宅を選んだり、建売を参考にプロにお任せする!という方法もある
- 建売でも長期優良住宅といった、性能の良い家を提供してくれる会社もある。
こういった選択肢があることを知った上で…
- 建売にするのか?
- 注文住宅にするのか?
- 企画住宅にするのか?
を決めてほしいなぁと思います!
最低限の下調べは必要!後悔しない住宅購入ができますように✨
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