約36坪の平家暮らし。4人家族のワーママです!
さて、今日からはわが家の間取り作成の変遷について全4回にわけて書いていこうと思います!
家づくりにあたっては「わが家の求める条件について」聞かれ、その希望に沿って設計士さんが間取りを作成していただきました。
ちなみに「わが家の求める条件について」は以下の記事に書いています。
こちらから読んでいただくとより、経過がわかりやすいと思うので、まだ読んでいない方はこちらから読んでもらえると嬉しいです。
ちなみに、わが家は未就学児の子どもがいる(当時は子が1人、2023年現在子は2人になりました。)共働き家庭。
家づくりのテーマは「家事がしやすく、子育てがしやすいおうち」でした。
このテーマに沿った間取りがどうなったかというと…
条件を伝えてはじめに完成した間取りがこちら!!
「求める条件」を伝えてはじめに作成してもらった間取り図がこんなかんじです。↓
ちなみに「家事がしやすく、子育てしやすく」おまけに老後のことも考えて、平家にすることが希望でした。
この間取りの良かったところは?
はじめに提案してもらったこの間取りは、わが家が打ち合わせの時に希望した条件のいくつかがちゃんと叶っている間取りでした。
この間取りの良かったところはというと…
玄関→パントリー→キッチンという動線
買ったものをすぐに片付けやすいように玄関から入ってすぐの位置にパントリーを持ってきたかったため、「玄関→パントリー→キッチン」という動線は、希望として伝えていたものです。それまでは、買ったものをキッチンの床に置きっぱなしが多かったため、気にならないように独立したパントリーを作りたかったのです。
ランドリールーム→ウォークインクローゼット→寝室という動線
さらに「ランドリールーム→ウォークインクローゼット→寝室」という動線も叶えられていました。室内干しした洗濯物をハンガーのままファミリークローゼットに収納という動線をつくることで、極力家事負担を少なくしたかったからです。また、起きたら服を着替えることを考えて、寝室横にウォークインクローゼットという配置をお願いしました。
洗濯が1箇所で完結する広ーいランドリールーム も叶えられていました。
キッチン横にダイニング
むかーし住んでいたおうちでキッチン前にダイニングスペースという間取りがありました。そのときは、お料理を配膳するのにぐるっと回らないといけないことが、とーっても負担にかんじたのです。またお片付けもおなじです。ぐるっと回らないといけないめんどくささから、食器を片付けるのを放置してしまいがちだったので、いかにラクに動けるか!ということを考えてキッチン横にダイニングは必須条件でした。
キッチンから見える位置に和室
当時住んでいたアパートは独立型のキッチンで、キッチンから子どもが見えない間取りで、子育てには向かないおうちだなぁとかんじたものです。子が危ないことしないか定期的にキッチンから覗く!必要があったんですよね。だから、和室で子どもを遊ばせることを考えて、キッチン(ダイニング)横に和室が希望の1つでした。
このように、1回目の間取り作成では、大きな条件4つをちゃんと叶えてくれている間取りだったのです。
しかし、この間取りでいくつか気になった点がありました。
この間取りの問題点は?
問題点①角が気になる…でも構造上難しいみたい。
わたしが気になったのは、キッチンダイニングリビングがTの字になっていて、写真にあるような角があることでした。せっかく広いスペースなのに「この角があることで圧迫感かんじないかな?」と思ったのです。
担当者には「住んでみると意外に気になりませんよ」と言われましたが、どうしても角が気になった…
間取りって、どうしても平面図でしか見ないので、どう感じるかがわからないんですよね。
ちなみに、この部分にはお家を支える重要な柱があるみたいで抜けない場所のようでした。間取りってただ単に組み合わせたら良いだけじゃないことをこのとき初めて知りました。
ただ、今後いろんなパターンの間取りを提案してもらいましたが、結局このカタチのリビングダイニングに落ち着き、住んでみて思うのが、この角全然気にならなかったていうこと。笑
わが家はLDK24畳+和室4.5畳と、元々がかなーり広い間取りだったので、角による圧迫感はいたってかんじませんでした。
ただ、ここで言えることは、今は間取り作成のソフトを使って自分たちでも間取りを考えることはできますが、構造上重要な柱の問題など、プロでないとわからないことも多いってことでした。
問題点②子ども部屋へ行くのにリビングを通らない
わたしたちが条件としてあげていたものの1つに「子ども部屋はリビングを必ず通るような間取りにする」ことでした。
思春期になると、玄関から入ってそのまま自分の部屋へこもってしまう。ってことも考えられたからです。
成長とともにいずれそんな日が来るかもしれませんが、そんな日が来たとしても、ちゃんと家族が顔を合わす機会をつくるためにも、子ども部屋に行くのにリビングを必ず通る間取りにしたかったんですよね。
できれば、大きくなっても自然とリビングに家族が集まるようになってほしい。とは思いますが。
よって、この間取りは、玄関入ってすぐに子ども部屋に入るという「リビングを通らない」という間取りが問題だったので、次の案を考えることとなりました。
問題点③無駄のない間取りにしたい
平家って2階建てのおうちよりも、どうしてもコストがかかってしまいます。
しかし、2階建てによくある階段スペースがなかったり、廊下をなくすことで30坪ぐらいのおうちでも十分生活できるため、2階建てよりもめちゃくちゃお金がかかるかっていうとそうではないと考えていました。
(田舎ぐらしなので、広い土地を購入しても土地代にそこまでお金がかからないというのもあったので)
だから、極力「無駄のない間取り」にしたかったのです!!
しかし、提案してもらった間取りのトイレ前のこの無駄な空間が気になりました…
また、間取りを考えていくうちにトイレは寝室から近い方が良い。という考えが芽生えてきたのです。
これが、この間取りの問題点3つ目です。
問題点④外部収納がない!
釣りが趣味の旦那のために外部収納を作りたい!という希望がありました。
この間取りに外部収納はなく、また別の場所に釣り道具を収納できるようなスペースはなかったが問題点4つ目です。
わたしたちの家づくりの中で使い勝手の良い収納は絶対条件でしたからね。
間取り作成、一番はじめに戻るということはあるある。
このように、4つの問題点があり1回目の間取り提案はボツとなりました。
ちなみに、これから小さな修正も含めると間取りの修正は6回!!(大きな修正は4回)
よって、全4回にわたって、わが家の間取り作成変遷シリーズを書いていこうと思いますが、はじめに言っておくと…
最後の最後に「一番はじめの間取りが一番よかったよね。」という話になり、最終的に決定した間取りは、最初に提案していただいた間取りに限りなく近いものとなりました。笑
設計士さんもプロなので、いちばん住みやすい間取りがよくわかっていらっしゃる。
変に凝った間取りよりも住みやすい間取りが良いってことでした。
ってことで、わが家が最終決定した間取りは1回目の間取りに、先にあげた問題点4つ中3つを改善した間取りになったということを先に報告しておきます。
そう言った目で今後のシリーズを読んでいただくと嬉しいです。
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