約36坪の平家暮らし。4人家族のワーママです!
「家事がしやすく、子育てしやすいお家」テーマに、平家のおうちを建てたわが家の間取り作成ストーリーを書いています。(全4回)
そして、今回で3回目!
間取り作成前にわが家が求めた条件はこちらの記事↓
1回目間取り案がこちら↓
2回目間取り案がこちら↓
順を追って、読んでいただけると嬉しいです!!
2回目のダメ出しポイントと、新たに出てきた希望条件は?
【2回目の間取り案】ダメ出しポイント!
2回目は新たにロフト設置を希望に入れたことにより、理想的な間取りからほど遠くなりました…
よって、ロフトはあきらめたわが家。
それでは、2回目の間取り案で却下されたダメ出しポイントを振り返ってみます。(詳しくは2回目の記事を見てください。)
- 「ダイニング横に和室」という希望がはずれた
- 無駄な空間をなくしたい(廊下をできるだけ少なく)
- キッチンからお風呂場の様子が見える位置にしたい
- トイレの位置を寝室近くに
- 和室に押し入れ収納がほしい!
新たに出てきた希望条件は?
2回目は新たに「ロフト」を設置したい!という希望が出てきて失敗しました。(そして、あきらめた…泣)
間取りを作成していると、はじめは思いつかなかった希望が出てくるものです。
そして、3回目もあらたな希望条件がふえました。
それは「要所要所に収納がほしい!!」
そして、できれば「憧れの縁側ができたら…」なんて♡
3回目の間取り案がこちら!!!
そして、完成した間取りがこちらです↓
3回目は初めて設計士さんと直接話をしながら、その場でパソコン画面をみながら間取り変更をしてもらいました。
(いままでは、設計士さんが作成した間取りの用紙を営業担当の方からいただき、それを見ながら営業担当の方と話をしていました。)
設計士さんと直接話をすることで、間を挟まずに話がすすむので、より希望が伝えやすいなぁとかんじたのですが、そこには落とし穴もありました。
3回目の間取り案で大きく変更になったポイント!
こちらが2回目の間取り案↓
こちらが3回目間取り案↓
この間取りを見比べて、大きく変更になったポイントを以下に述べます。
変更点①縁側ができた!
子ども部屋の向きが変わり、縁側ができて、庭の一画に素敵な空間ができあがりました✨
ただ、この憧れが落とし穴…!!
変更点②トイレの位置が寝室近くに!
老後のことを考えて、トイレは寝室近くが良いと考えたわが家。この向きだと車椅子で入りにくいんじゃ?など、いろいろ悩みながら、案として出されたのはこの位置でした。
変更点③要所要所に収納ができた!
いままで住んできた家で使いやすいと感じたのは、要所要所に収納があるお家でした。
とくに散らかりやすいリビング・ダイニングの近くに収納が欲しかったし、2回目の間取り案で押し入れ収納がなかったのが問題だったので、この3箇所の収納をふやしてもらいました。
3回目間取り案の問題点は?
今回は直接設計士さんとお話をしながら、その場で間取りを変更してもらったことで、ものすごく場は盛り上がりました!!
そして、盛り上がったことで冷静な判断ができなくなっていたのも事実です。はい、これが落とし穴。
間取り作成は理想のお家に住むための工程で、憧れが先に立ちトキに冷静な判断ができなくなることが多いのです…
わが家の間取りに「待った!!」をかけたのは旦那でした。
旦那が放った言葉は「一番はじめの間取りもいい」という一言でした。
最初の間取りがこちらです↓
それでは、3回目の間取り案について問題点を考察してみます。
問題点①無駄に広い
いろいろと希望を入れているうちに、気がつけばわが家の間取り案は延べ床39坪弱となっていました。(わが家は今のところ4人暮らしです。)
1坪ふえるごとに50〜80万費用がかさむことを考えると現実的ではありませんよね。
また、平家は2階建とちがって、階段スペース等がないことで30坪ぐらいでも十分住めるという話もあるのに、39坪はやりすぎだよね…
問題点②縁側は現実的ではない
そして、やはり憧れの「縁側」に冷静な判断を失いかけていました。
そのおかげで無駄に広い間取りとなってしまったのです。
憧れの縁側ができたことで、無駄な空間と考えていた『廊下』が子ども部屋の前にできている。なんてことも気にならなくなってしまっていたのです。
おまけにウッドデッキって意外に高くつくので、ウッドデッキが広くなれば広くなるほどお金がかかるってこと。それだけお金がかかるのに、縁側でゆっくり過ごす時間がどれだけあるのかって話なのです。
やっぱ、現実ちゃんと見ないとね。
問題点③トイレの位置
そして、老後のことも考えてトイレは寝室に近いほうが良いよね。と話していたわたしたち夫婦。
しかし、提案された場所にはやはり違和感がありました。
トイレと寝室は壁一枚だけ。ってことは、夜にトイレにいった時の寝ている人は音が気にならないかな?
無理にはめ込まれたようなトイレの位置なので、寝室に不自然な角ができてしまってるよね…
おまけにリビングやダイニングからよく見える位置だし、家族だったらまだ良いにしても、お客さんが来たときにトイレの音が聞こえやすい位置だと気をつかうよね。
などなど、いろいろと微妙でした。
問題点④やっぱりダイニング横に和室の方が子育てしやすいのでは?
んで、なんかいろいろ憧れが先に立っちゃって、じつは優先すべき事項が無視されていたのです。されていたのです。
それは「ダイニングの横に和室が良い」という希望。
これは、最後の最後まで悩んだ問題でもありました。
わが家には小さい子どもがいる。子どもたちは、子ども部屋よりもおそらく家族が集まる場所で遊ぶことが多いだろうと考えました。
だから、キッチンから見て死角になる「リビング横の和室」ではなく、「ダイニング横に和室」という位置にしたかったのです。(和室で子どもたちは遊ぶだろうと)
でも、ここまでくるとなにが自分たちにとって最優先事項なのかがわからなくなってくるんですよね。
そんなときは、やはりいったん白紙に戻して、どうしたいのか?についてじっくり考える必要がありました。
そして、やっぱり「ダイニング横に和室」が叶えられている最初の間取りが良いなという考えになりました。
今思うと、ここで考えなおして良かったと思っています。
当時は子が1人しかいなかったわが家ですが、のちに子どもが1人ふえて2人になり「ダイニング横の和室」が最高の遊び場になっています。
家づくりで憧れよりも大切にするべきこと
3回目の間取りで学んだことは「憧れ」よりも住みやすさを重視するべき。ってことでした。
間取り作成のときは、ついつい楽しくなっちゃってあれもこれもと詰め込みすぎちゃいますが、まずはこの間取りは自分たちにとって「住みやすい」お家なのかな。と常に住んでいるイメージをしながら家づくりをすることが大切です。
ある大工さんから聞いた話ですが、意外に建売住宅の間取りがいちばん住みやすい間取りだったりする。みたいです。
それは、やはり万人受けするものを吟味して選んでいるから。
だから、変に凝った間取りよりも建売住宅の見学に行ってみるのも勉強になりそうですよね。
ちなみに、わが家は最初の間取りに立ち戻って考えることとなりましたが、これも同じことが言えると思います。
つまり、設計士さんはたくさんの家づくりの中で「住みやすいお家」がどういったものなのかがわかっているんですよね。
だから、最初の間取りに戻るっていうのは結構あるあるな話みたいでした。
ってことで、次回がわが家の最終決定した間取りの公開となります。
最初の間取りに少し手を加えていくカタチとなっています。よかったら最後の記事も読んでいただけると嬉しいです。
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